【WBC】ベネズエラ “死の組”突破に大きく前進 21年2冠王・ペレス「やるべきことができた」

[ 2023年3月13日 13:23 ]

5回に適時二塁打を放ったベネズエラ・ペレス(AP)
Photo By AP

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドD組、ベネズエラ-プエルトリコ戦が12日(日本時間13日)、マイアミのローンデポパークで行われ、ベネズエラが9-6で勝って2連勝となった。

 4番のサルバドール・ペレス捕手が4打数4安打5打点1本塁打2二塁打の大爆発でチームをけん引。アンソニー・サンタンダー外野手の2試合連続となる本塁打などで2回表までに7点のリードを奪うと、先発パブロ・ロペスが5回途中まで1失点と好投し、その後も合計4投手を繋いでプエルトリコの反撃を凌いだ。

 前日、優勝候補の前評判が高かったドミニカ共和国を下してこの日に臨んだベネズエラは、強敵相手の連勝で“死のグループ”突破に大きく前進した。

 2021年、大谷らとの争いに勝ってア・リーグ本塁打王となり、打点王と合わせて2冠王を獲得した実績を持つペレスは「勝利のためにやるべきことができた」と満足げ。それでも「(D組は)簡単なプールではないから、過信してはいけない。何でも起こり得るんだから」と改めて気を引き締めていた。

続きを表示

2023年3月13日のニュース