武田一浩氏 明大時代、7回も寮から追い出された過去 「超喜んで出て行った」理由とは

[ 2023年3月13日 20:08 ]

武田一浩氏(2017年撮影)
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 日本ハム、ダイエー(現ソフトバンク)などで活躍した野球解説者の武田一浩氏(57)が9日深夜放送のテレビ東京「サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました」(木曜深夜1・00)にゲスト出演。明大野球部時代、7回も寮から追い出された過去を明かした。

 武田氏は明大中野高から1984年に明大に入学。“御大”として親しまれた名物監督・島岡吉郎監督(1989年死去)の下で4年間鍛えられた。島岡監督はライバルの早大と慶大に負けるのが大嫌いだったそうで、「早稲田と慶応に負けたらヤバいですよ」。負けてしまったときはすぐに帰って練習したといい、「バントをするとボールをよく見るから打てるようになるみたいな考えの人なので。バントを(夜)7時から夜中の1時ぐらいまですっとやって。次の日試合なのにやってる」と厳し過ぎる練習を明かした。

 「みんな集まって“明日頑張るぞ”みたいな。その時(監督と)目が合っちゃったら戦犯のやつが怒られるワケですよ。最初、夜中の1時半に追い出されました、“お前出ていけ~”って言われて」という出来事もあったという。それでも武田氏は「超喜んで出て行きました」。その理由について「2年までずっと寮にいて食事当番もやらなきゃいけない。風呂は薪だったんです。だからいつもチェーンソー持って道路歩いてました」と明かし、MCのサンドウィッチマンとナイツを笑わせた。

 武田氏によると、明大時代のエピソードは“盛ってる”わけではなく「話2/3ぐらい。言えないですよ」と強烈なものばかり。大学時代の楽しい思い出を聞かれると、「全然ないですね」と正直すぎる回答だったが、「今考えたら、野球をやってる時は楽しかった。だからやってた」と笑顔で振り返っていた。

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