【WBC】大谷へ“故意死球発言”で波紋の韓国守護神コ・ウソクは一度も登板せず大会終了

[ 2023年3月13日 21:47 ]

WBC1次ラウンドB組   韓国22-2中国 ( 2023年3月13日    東京D )

オリックスとの強化試合で8回、肩を気にする様子で途中交代したコ・ウソク
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組最終戦となる韓国-中国が13日午後7時から東京ドームで行われ、打線が22安打20得点、満塁本塁打2本と爆発した韓国が22―2と5回終了コールドで中国に圧勝。大谷翔平への“故意死球発言”で波紋を呼んだ守護神のコ・ウソクは登板せず大会を終えた。

 コ・ウソクは6日のオリックスとの強化試合で8回に登板も負傷降板。翌7日にイ・ガンチョル監督は右腕について「精密検査の結果、単純な痛みであることが分かっていて、今は特に異常はありません。明日(8日)キャッチボールを少しやってみて、やれば大丈夫なのではないかと思う」と大事には至らなかったと説明した。

 ただ、10日の日韓戦の試合前会見で指揮官は右腕の登板について「難しいと思います」とし「次のラウンドでは検討可能だが、まだ難しい」と1次ラウンドでの登板は微妙な状況と説明。初戦となった9日のオーストラリア戦、10日の日本戦、12日のチェコ戦と3試合いずれも登板はなく、この日もマウンドに上がることはなかった。韓国は中国戦を前に3大会連続で1次ラウンド敗退が決定しており、コ・ウソクは結局、一度も登板しないまま大会を終えることとなった。

 コ・ウソクは今年1月に韓国メディアのインタビューで大谷に対し「投げるところがなければ、痛くないところにぶつけようかな」などといった“故意死球発言”で波紋を呼んでいる。

◇B組最終順位◇
1位 日 本 4勝0敗
2位 オーストラリア 3勝1敗
※上位2チームが準々決勝進出
3位 韓 国 2勝2敗
4位 チェコ 1勝3敗
5位 中 国 0勝4敗

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