侍・松井裕樹 3者斬りにホッ「とりあえずゼロで…次につなげていきたい」 大会前にはWBC球に苦戦も

[ 2023年3月11日 00:24 ]

WBC1次ラウンドB組   日本13―4韓国 ( 2023年3月10日    東京D )

<日本・韓国>日本4番手の松井裕(撮影・光山 貴大)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組は10日、東京ドームで行われ、日本は打線が13安打13得点と爆発し、韓国に13―4で大勝。2連勝で準々決勝進出に一歩前進した。松井裕樹投手(27=楽天)は4番手で8回に登板し、1回無安打無失点に抑えた。

 8回、先頭の3番イ・ジョンフを中飛に打ち取ると、パク・ヘミンはファウルで粘られるも右飛、キム・ヒョンスはフォークで空振り三振に仕留めて役目を果たした。

 3日の中日との壮行試合では、2/3回を投げ4失点するなどWBC使用球の適応に苦戦していたが、7日の強化試合では阪神打線相手に1回を3人斬り。復調の手応えをつかんでいた。

 試合後は「抜けるボールや浮いてしまう球もあったが、とりあえずゼロで帰ってきて反省できるので。また明日に向けて映像を見て修正するところを見つけて次につなげていきたい」とコメント。パク・ヘミンに10球粘られるなど打者3人に23球を要したが、「多くの球を投げたので、いいのか悪いのか分からないけど大きく抜ける球もなかった。1人目にいい当たりを打たれたけど、捕ってもらえたので落ち着きました」と牧原に感謝した。

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