侍・村上 打線13安打13得点も主砲のバット目覚めず…2戦連続無安打 3度の満塁チャンスも犠飛だけ

[ 2023年3月10日 23:29 ]

WBC1次ラウンドB組   日本13ー4韓国 ( 2023年3月10日    東京D )

<日本・韓国>試合前、ベンチでバットを手にする村上(撮影・光山 貴大)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組が10日、東京ドームで行われ、日本は宿敵・韓国に13―4の逆転勝ち。これでWBCでの対戦成績を5勝4敗とした。村上宗隆内野手(23=ヤクルト)は2試合連続「4番・三塁」で先発出場も、4打数無安打1打点2三振だった。

 前日の中国戦では初回に先制となる押し出し四球を選んだものの、その後は三振、二ゴロ、敬遠、三振と3打数無安打と快音は響かなかった。それでも栗山監督は2試合連続で村上に4番を託した。

 だが、第1打席は見逃し三振。2-3の3回無死満塁で一打出れば逆転の第2打席では遊飛。さらに5回無死二塁の好機でも二ゴロと快音は生まれない。

 それでも8-4の6回無死満塁で迎えた第4打席では追い込まれながら、昨年シーズンでゼロだった犠飛で9点目を奪う最低限の仕事。そして、この試合3度目となった満塁で迎えた第5打席では、フルカウントからの高めの真っすぐに手が出ず、見逃し三振だった。

 打線が13安打13得点と爆発する中で、村上は2試合連続無安打だった。これで2試合で10打席に立ち、7打数無安打で2四球2打点4三振となった。

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2023年3月10日のニュース