侍・ダルビッシュ　10日の韓国戦に先発　「白鳥」「炎」のグラブ2種類用意

試合前、キャッチボールをするダルビッシュ（撮影・光山　貴大）
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　ダルビッシュが、10日の韓国戦に先発する。登板前日のこの日はキャッチボールを終えると、一塁側後方で即席サイン会を行った。サインをもらおうとファンが殺到したものの、穏やかな表情でペンを走らせた。

　契約を結ぶアシックス社によれば、試合用グラブは2種類。韓国戦では、キャッチボールで使用した「白鳥」をコンセプトにしたグラブか、緻密さと闘争心をイメージした「炎」をイメージしたグラブのどちらかを使用する予定だという。

　大リーグの規定で2月下旬から4試合が組まれた壮行試合には登板できず、2日の中日との合同練習で打者を相手に登板してから中7日で迎える。日本ハム時代の11年以来、12年ぶりとなる日本のマウンド。入れ違いで日本ハムを率いた栗山監督は「12年前に、ダルビッシュという名前を一回スタメンに書きたいんだと話した。その日が明日（10日）来るので。個人的にも大切なゲームになる」と話し、先発マウンドを熱い思いで託す。