オーストラリア 3発本塁打攻勢で熱戦制した!ニルソン監督「誇りに思う。非常にうれしい」

[ 2023年3月10日 04:55 ]

WBC1次ラウンドB組   オーストラリア8-7韓国 ( 2023年3月9日    東京D )

<韓国・オーストラリア>勝利し喜ぶオーストラリアナイン(撮影・光山 貴大)
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 オーストラリアは本塁打3発で8点中7点を奪い、激闘を制した。

 11月に国内リーグが開幕しており、各選手が状態を上げて本戦に突入。00年に中日で登録名ディンゴとしてプレーしたデービッド・ニルソン監督は「今夜は喜ぼうと思います。タフなゲームでしたが誇りに思う。非常にうれしい」と勝利の喜びを興奮気味に語った。

 8―4の8回の守りでは無死一、二塁でケントが2球を投じたところでニルソン監督が投手交代を求め、韓国・李強喆監督が審判側に抗議。審判が協議し、ルール確認をした末に投手交代が認められた。指揮官は「守備が長くなりチームメートに非常に悪いことをした」と謝罪したが、計9投手をつぎ込む執念で振り切った。10日の休養日を挟んで11日に中国、12日に日本と対戦する。

 ≪タッチしたグレンディニング「もしかしたら」≫姜白虎へのタッチアウトについて、オーストラリアのニルソン監督は「自分は見ていなかった」と語り、選手からのアピールでリプレー検証を求めたことを明かした。一瞬だけ足が離れたのを見逃さずにタッチしたグレンディニングは「もしかしたらこういうことが起きるのではないかと行動を起こした」と説明。同二塁手は2―4の7回に左翼席に逆転3ランを放つなど、攻守で輝きを放った。

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