オランダ　連勝で準々決勝前進！ボガーツ＆プロファー貫禄弾

WBC1次ラウンドA組   オランダ3－1パナマ （ 2023年3月9日    台中 ）

3回にソロ本塁打を放ったボガーツ（AP）
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　オランダが大リーグの実力者2人の一発で競り勝ち2連勝を飾り、東京での準々決勝へ大きく前進した。ヤクルトでプレー経験のあるヘンスリー・ミューレン監督は「投打によくやってくれた。動きが日に日に良くなっている」と頬を緩めた。

　3回、ボガーツが左越えに先制ソロを運んだ。このオフにパドレスと11年総額2億8000万ドル（約384億円）の大型契約を結んだ遊撃手は「気持ち良くプレーできた。楽しめている」と破顔した。5回には昨季パドレスで15本塁打のJuri・プロファーがソロを放ち貴重な追加点。過去2大会続けて4強入りも、決勝には届いていない。指揮官は「優勝はもちろん目指しているが、まずは次の試合を勝つことに集中したい」と引き締めた。

　＜パナマ　投手陣粘るも打線つながらず＞打線が投手陣の粘りに応えられず接戦を落とした。走者を再三出してもつながりを欠き、6回のE・カバジェロの適時打による1点だけだったが、ルイス・オルティス監督は「みんなよく頑張った。いい試合だった」と及第点をつけた。8日にナイターで台湾を下した翌日のデーゲーム。台湾戦の大勝で弾みはついていたものの「疲れを取るにはあまりに間隔が短く、選手たちは疲れていた」と話した。