大谷翔平 衝撃の打球速度174・9キロ 「大谷シフト」なんて関係ねえ!超速右翼線二塁打

[ 2023年3月10日 21:07 ]

WBC1次ラウンドB組   日本―韓国 ( 2023年3月10日    東京D )

WBC1次R<日本・韓国>5回、二塁打放つ大谷(撮影・光山 貴大)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組は10日、東京ドームで行われ、日本は韓国と対戦した。侍ジャパンの大谷翔平投手(28=エンゼルス)は「3番・DH」で先発出場。第3打席で2戦連続となる安打を放った。

 1点リードで迎えた5回。近藤のソロでリードを広げ、第3打席を迎えた。韓国の3番手右腕、クァク・ピンのスライダーをとらえて一塁線を鋭く破る二塁打を放った。相手は一、二塁間に3人の内野手を配した「大谷シフト」を敷いたが、関係ないと言わんばかりの強烈な打球。打球速度は108・7マイル(174・9キロ)だった。

 第1打席は空振り三振。続く3回、1点差に迫ってなおも無死二、三塁で第2打席を迎えたが、申告敬遠で歩かされた。それでもヌートバー、近藤の連続適時打、吉田の逆転適時打などで日本は逆転に成功した。

 WBC初出場の大谷は開幕戦となった前日の中国戦では3番に座り、投手兼DHとして出場。投げては4回無失点、打っては左中間フェンス直撃の適時二塁打を含む2安打2打点をマークした。日本は序盤こそ苦しんだが終盤は打線がつながって8-1で中国を下し、1勝を挙げた。

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