負傷交代の源田 試合中に病院へ 白井ヘッド「我々もどういう状態なのか気にしているところ」

[ 2023年3月10日 23:41 ]

WBC1次ラウンドB組   日本13ー4韓国 ( 2023年3月10日    東京D )

WBC1次ラウンド<日本・韓国>3回、源田は二盗を決める(撮影・沢田 明徳)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本は10日、1次ラウンドB組第2戦で韓国と対戦。13―4で快勝したが、源田壮亮内野手(30)が3回の走塁で右手を痛め、4回の守備から交代となった。

 3点を先制された直後の3回。先頭で第1打席に入った源田が8球粘って四球を勝ち取った。9番・中村の5球目に盗塁も決めた。しかしこの後、源田にアクシデント。二塁へ進んだ源田は、中村への7球目を投げる前にけん制され、ヘッドスライディングで戻った。判定はセーフも、その際に右手を痛めた。中村の四球後、ヌートバーが打席に入る前に、自らベンチへと走っていき、治療を受けた。ベンチから出てきた源田の右手の薬指と小指にはテーピングが巻かれていた。

 ヌートバーの中前打で反撃の1点目のホームを踏み、逆転への流れを呼んだ源田だったが、4回の守備から交代となった。

 源田は試合途中に都内の病院へ向かった。白井ヘッドコーチは「まだ病院に行っているという話で、まだ我々のところには何も情報は入ってませんので、我々もどういう状態なのか気にしているところです。帰塁のときに相手のスパイクに引っかかったっていうことを言ってました」と心配そうに話していた。

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2023年3月10日のニュース