ヤクルト・木沢「去年悔しい思いをした分、充実感を感じている」チームトップタイ9勝目

[ 2022年9月29日 22:59 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―4広島 ( 2022年9月29日    マツダ )

<広・ヤ>ヤクルト3番手・木沢(撮影・村上 大輔)
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 3番手で登板した2年目の木沢が2回を1安打無失点。サイスニードに並ぶチームトップタイの9勝目を手にした。

 2点ビハインドの6回にマウンドへ。いきなり連続四球を与えるが「割り切って、まず一つアウトを取ることに集中できたのが良かった」。このピンチを切り抜けると、直後の7回にオスナが代打逆転3ラン。木沢はその裏もきっちりと抑えた。

 「勝ち星に関しては、野手の方々が得点を取ってひっくり返してくれているおかげ」と木沢。今年はリーグ優勝にも大きく貢献し「去年は悔しい思いをした分、今年は充実感を感じている」と笑顔で話した。

 「ここからが勝負。日本一になるために自分がどうやって貢献できるか、準備したい」と木沢。

 チームは残り3試合で2桁勝利の投手がいない。高津監督は「(木沢は)リリーフで9勝は流れや運もあるけど、もちろん自分の頑張りがこの数字になっているんだと思う」とし、「2桁がいないんで、そこを目指してほしい」と期待した。

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2022年9月29日のニュース