三つ巴のセ・リーグ 広島敗戦で阪神に自力CS復活!マジック「1」で10・2ヤクルト戦は大一番に

[ 2022年9月29日 22:17 ]

<ヤ・神>ファンに声援に応える矢野監督(撮影・平嶋 理子)
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 三つ巴の混戦となっているセ・リーグで、29日に動きがあった。

 試合前まで3位・阪神、4位・巨人、5位・広島のどこにも自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性はなかったが、広島がヤクルトに敗れたことで、阪神の自力CSが復活。残り1試合でマジック「1」となった。

 阪神は10月2日に今季最終戦となるヤクルト戦(甲子園)が控えており、大きな注目が集まる可能性が出てきた。

 現状、阪神の進出決定は最短で10月1日。広島が29日からのヤクルト2連戦に未勝利(=2分け以下)なら3位争いから脱落。残る巨人が1日のDeNA戦に敗れれば、最終勝率で阪神を上回ることができなくなり、同率でも直接対決で勝ち越した阪神が上位となり、3位となる。

 また、広島は残り2試合。30日のヤクルト戦で勝てなかった時点で3位争いから脱落するため、逆転CS進出を果たすためには「2連勝」が絶対条件となった。

 《セ・リーグCS争いの行方(29日)》

勝 阪 神    巨 人    広 島
69 1-0 .493  2-0 .493       
68 0-1 .486  1-1 .486  2-0 .486
67        0-2 .479  1-1 .479
残 ヤ1      D2      ヤ1中1

 ▽セ・リーグ順位決定方法 <1>勝率<2>勝利数<3>当該球団間の対戦勝率<4>リーグ内対戦成績の勝率<5>前年順位、の順で比較して順位を決める。29日現在、上記3球団は同じ引き分け3のため、最終勝率および勝利数が同じになる可能性がある。3チームが並んだ場合は、前記<3>を当該球団間の対戦成績の合算と規定。すでに3チームは対戦を終えており、合算では広島(勝率.542=26勝22敗2分け、阪神(勝率.489=23勝24敗3分け)、巨人(勝率.469=23勝26敗1分け)の順になり、広島がCS進出となる。

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