阪神、勝てばウエスタンV試合で一時4点リードも14安打11失点の“投壊” M2のまま最後の3連戦へ

[ 2022年9月29日 16:03 ]

ウエスタン・リーグ   阪神6―11ソフトバンク ( 2022年9月29日    鳴尾浜 )

阪神・森木
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 勝てば2年連続のウエスタン・リーグ優勝が決まる阪神は一時4点リードも、投手陣が粘れず痛恨の逆転負けを喫した。

 1点劣勢の初回に江越の先頭打者アーチで同点に追いつき、2回には北條と木浪がソフトバンク・杉山から2点適時打を放って4点を勝ち越した。だが先発の森木が直後に5連打を浴びるなど2点を失い、2回2/3を7安打3失点で降板。2点リードの5回には2イニング目の3番手・ウィルカーソンが満塁から黒瀬の犠飛、増田と仲田の適時打で3点を失って勝ち越しを許した。

 直後にロドリゲスの2戦連続弾で追いつくも、救援陣が粘れない。6回に4番手・馬場が先頭の渡辺にバックスクリーンへの勝ち越しソロを献上すると、7回には5番手・小林がリチャードにウエスタン29号となる2ランを被弾。9回にはアルカンタラが自らの失策も絡んで2点を失った。14安打11失点の“投壊”で2位・ソフトバンクとの直接対決に敗れ、優勝へのマジックは2のまま。あす30日から阪神は由宇に乗り込んでの広島戦、ソフトバンクはホームで中日戦とそれぞれリーグラストの3連戦に臨む。

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2022年9月29日のニュース