楽天・岸 8回1失点も実らずCS崖っ縁…石井監督「残り試合、全部勝つつもりで」

[ 2022年9月29日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天0―1西武 ( 2022年9月28日    楽天生命 )

<楽・西>5回、平沼にソロ本塁打を打たれた岸(撮影・篠原 岳夫)
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 楽天は岸の力投も実らず、140試合目で自力でのCS進出の可能性が消滅した。

 3位・西武との今季最後の直接対決は自身の通算150勝も懸かった大一番。チームの投手最年長右腕は「打たれたらしょうがないと思って、ひたすら腕を振った」と勝利への執念を体現した。初回から出力全開で8回5安打1失点。気迫の力投だったが、打線が無得点と沈黙して痛恨の零敗となった。西武とは1・5ゲーム差。CS出場には残り3試合で1敗もできない崖っ縁となった。

 29日のソフトバンク戦で敗れれば、2年ぶりのBクラスが確定する。石井監督は「凄く追い込まれた立場だけど、チームとして最善の努力をして向かっていく。残り試合、全部勝つつもりで」と前を向いた。(重光 晋太郎)

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2022年9月29日のニュース