ヤクルト・村上　3冠はキープも今季最悪11試合48打席ノーアーチ

セ・リーグ   ヤクルト1―2阪神 （ 2022年9月28日    神宮 ）

＜ヤ・神＞9回、村上は空振り三振に倒れる（撮影・沢田　明徳）
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　歴史的瞬間はまたしてもお預けとなった。ヤクルト・村上は、3打数無安打1四球。日本選手最多56号に王手をかけた13日の巨人戦後は、11試合48打席ノーアーチはいずれも今季ワーストとなった。

　本来の背番号55の姿ではない。「挑戦できるのは、今は僕しかいない。その幸せを感じながら、自分ならできると信じて頑張りたい」と話していたが、この日も2三振を喫し、本塁打がない11試合で17三振となった。高津監督は村上を含め、CSでも対戦の可能性のある阪神・伊藤将に抑えられた打線に「もうちょっと打たないといけない」と奮起を期待した。

　村上と打率トップを争う中日・大島も3打数無安打で、村上は打率・318、55本塁打、132打点の3冠はキープ。残り4試合。復調にはまだ時間がある。（青森　正宣）

　▼ヤクルト・赤羽（4回にプロ初安打となる右前打）2年間でしたが、本当に内川さんにお世話になったので少しでもいいところを見せたかった。1本打てて良かったです。