【中日・立浪監督語録】タイトル争いの岡林&大島が無安打「あと2試合、思い切ってやってもらいたい」

[ 2022年9月29日 21:47 ]

セ・リーグ   中日1-6DeNA ( 2022年9月29日    横浜 )

<D・中>初回、ビシエドの適時内野安打で生還した岡林(左)を迎える立浪監督(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 中日が29日のDeNA戦に敗れ、64勝75敗2分けとなり今季セ・リーグの最下位が確定した。2016年の谷繁元信監督(シーズン途中で森繁和監督代行に)政権以来、6年ぶりの屈辱となった。27日の敗戦でBクラスが確定し、10年連続でクライマックスシリーズ(CS)への進出を阻まれた(2020年は3位もコロナ禍でCS開催がなくなった)ばかりだが、またも悔しい結果を突き付けられた。

 試合は初回に1点を先制するが、先発の高橋宏が踏ん張れず5回7安打6失点(自責点4)で降板。その後も打線が奮起できず、1-6で完敗となった。今季は球団ワーストを更新する26度目の零敗を喫するなど、貧打に泣いた1年でもあり、この日も象徴するような試合となった。

 以下、試合後の立浪監督と一問一答。

 ―高橋宏が中6日。
 「初めてですから、本人しか分からないですけど、確かに今日はボールが良くなかったというのはあるんですけど、やっぱり打たれたくない、良い打者にボールが先行して、きょうは明らかにやられてしまった。逃げている訳ではないんでしょうけど、打たれたくないからコースを狙うんでしょうけど、カウントを悪くしたら打たれるということ。やっぱりストライクを先行しないと、というところはあると思います」

 ―ボールの強さは。
 「打席立ってないから分からないですけど、見ている感じはいつもより球威がなかったのかなと思った。もちろん、ずっと良いという事はないので、教訓として。次はないですけどね、また鍛えてやっていけばいいんじゃないですか。(1年)トータルしたら来年以降も期待を持てるピッチングはしてくれたと思う」

 ―1番・岡林、2番・大島にヒットが出なかった。
 「当然、意識はしていると思いますけど、まず1、2番が出て良い形を作らないと。あと2試合ですからね、2人は思い切ってやってもらいたいと思います」

 ―6回守備交代の後、話していた。
 「岡林のファウルフライはベンチから全く見えないので。コーチも捕ったという判断だったので何もしないですけど、ドラゴンズファンが落ちてたとずっと言ってたので、もしかしたら落球しているかなと思って。その確認?そうです」

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月29日のニュース