巨人・原監督 中田が決勝弾「頼もしい限りですね。もう少し3番、5番、この2人が援護できるといいな」

[ 2022年9月17日 21:34 ]

セ・リーグ   巨人3―2阪神 ( 2022年9月17日    東京D )

<巨・神>勝利し、ファンの声援に応える原監督 (撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 巨人は阪神に逆転勝ちを収めて3連勝。クライマックスシリーズ(CS)出場圏内の3位・阪神へついに0・5ゲーム差と迫った。残り10試合で借金4。5位脱出はならなかったが、残り10試合で逆転でのCS進出を目指す。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――阪神との最終戦。接戦を制しての勝利。

 「我々は追う立場ですから。非常に今日の一戦というのはね。まあこれからももちろん大事になってきますけど、両軍ともに大事な試合だということ。その中で1点を上回ることができたというのは良かったと思います」

 ――戸郷の投球は。

 「ここのところいいピッチングをしながらなかなか打線が援護できていなかった。きょうも打線が援護!というのはなかなかできなかったと思いますが、しかし、同点に追いつき、そして逆転、2点差をつけたという中で、まあ何とか7回というイニングが。まあでも最少失点に抑えてくれて、リリーフ陣がしっかり守ってくれたという点では、今年なかなかできていない我々の野球というものがですね、きょうは非常に良かったと思います」

 ――中田が勝ち越し本塁打。

 「いやいや、頼もしい限りですね。非常に良かったし、もう少し3番(丸)、5番(岡本和)、この2人が援護できるといいなと思いますが、まあしかし、見事な逆転のホームランだったと思いますね」

 ――9連戦、明日以降の戦いへ。

 「一戦一戦がね、非常に大事なゲームですし。今日もベストを尽くし、明日も当然ベストを尽くして戦っていきたいと思います」

 ――今年得点できなかった投手から、まず吉川が。

 「対戦成績がみんな悪くてね、彼に対して。非常にいいピッチングをされたんでしょうけど、最後に彼に土をつけたというのはね、まあこれからもどうなるかわかりませんけど、良かったかなあと思いますね。まあしかし、非常に苦しんだ投手ですね」

 ――2死から吉川が。

 「そうですね。ノーアウト三塁、あるいはワンアウト三塁という場面でというのはね、はい。大きかったですね、その分ね」

 ――ウォーカーの三塁打も大きかった。

 「大きいですよ。打った瞬間から全力疾走にね、当たり前とはいえやっぱりあそこでツーベースで終わらずスリーベースにいったというのは、彼の取り組む姿勢というか、そういうものがああいうところに出るんだなという気がしましたね」
 
 ――戸郷を代えて高梨から1点を守る継投に。

 「そうですね。本当はまだ7回投げ抜いてほしいというところはありましたけど、ヒット、フォアボールという中でね、1点に抑えた。1点で、まあリリーバーは非常にプレッシャーがかかる場面だったでしょうけど、いいリリーフでしたね」

 ――大勢も厳しい場面でピシャリと。

 「ですね。様々な経験の中で着実に全てをこやしにしているという、非常にいいと思いますね」

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月17日のニュース