オリ・能見 中嶋監督から説得も「あがけ、もう少しあがけと。まだ選手として見てくれて凄くビックリした」

[ 2022年9月17日 04:45 ]

オリックス・能見篤史 引退会見 ( 2022年9月16日 )

引退会見をを終え、宮城(13)から花束を受け取る能見 
Photo By 代表撮影

 【オリックス・能見と一問一答】

 ――今の心境。
 「本当に悔いなく、やりきった感じです」

 ――最初に引退を伝えたのは。
 「まずは家族に自分の意思を伝えました。反応は、お疲れさまという感じです」

 ――中嶋監督に報告したときは。
 「本当に辞めるのって。あがけ、もう少しあがけとありがたい言葉ももらいましたが、自分の中では気持ちの(整理が)しっかりついているので。もう迷うことはなかったですが、逆にまだ選手として見てくれて凄くビックリしました」

 ――阪神時代を振り返ると。
 「16年が非常に濃くて、結果が出ない時もありましたし、いろんな叱咤(しった)激励を頂いたりもいっぱいありましたけど。でも、終わってみればあっという間で。一年一年は長いんですけど。本当に短かった感じですね」

 ――阪神時代で印象に残ってること。
 「え、難しいですね。主力として投げてる時が一番充実していた。CSの甲子園で広島と接戦でやってるのは、印象深いですね」

 ――40歳を超えての移籍。オリックスでの兼任コーチの2年は。
 「難しさはなくて、正直、僕はいいとこ取りで、他のコーチの方がいろんなサポートをしてくれているので」

 ――期待する選手。
 「もったいないな、と思う選手は山崎福也。まだまだできる。試合でうまく良い形で成績をつけてあげられなかったのは、ちょっと心残りなんです」

 ――オリックスというチームは。
 「選手ファーストを一番感じた。選手の能力をどうやって伸ばすかを念頭に置いている。そこからのスタート。選手を試合のなかでどう生かしていけるかが第一にあって、監督、コーチと相談しながら、いいところをどんどん伸ばしていこうとする」

 ――最後にファンに。
 「声援をいただいて、人間として成長させてもらい、感謝しています。奮い立たせてくれた場面もすごく多かった。本当に感謝しかないです」 

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2022年9月17日のニュース