大谷翔平 ラッキー二塁打後の激走生還が決勝点 両軍合わせ7発…エ軍が乱打戦制し連敗4でストップ

[ 2022年9月17日 14:08 ]

ア・リーグ   エンゼルス8-7マリナーズ ( 2022年9月16日    アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>初回、ウォードの適時打で生還する二走・大谷 (撮影・白鳥 佳樹)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は16日(日本時間17日)、本拠地でのマリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。4打数1安打でチームの勝利に貢献し、連敗を4で止めた。

 1点を先制された直後の初回1死二塁から昨季ア・リーグのサイ・ヤング賞左腕ロビー・レイの初球を振り抜くと、打球は高々と上がり、左翼手、三塁手の間にポトリと落ちるラッキーな二塁打となり二、三塁に好機を広げた。さらに、続くウォードが左前打を放つと、大谷は二塁から激走。逆転の本塁を踏み、これが決勝点となった。

 第2打席は左飛、第3打席は空振り三振、第4打席も左飛とその後は快音が響かなかったが、レンヒーフォが2発、トラウトにも豪快な一発が飛び出すなど、両軍合わせて7本塁打の乱打戦を制した。

 大谷は試合前、17日(同18日)の同戦先発に向けブルペンで投球練習を行った。変化球を交えいつも通り6割程度の力で42球を投げた。途中、右手中指のマメの状態を確認する仕草も見られたが表情は明るかった。162回の規定投球回まであと21イニング。残り先発は4試合の予定で1試合平均5回2/3でメジャー初の規定投球回数に到達する。

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