巨人・大勢が33セーブ目 残り10戦で新人最多セーブへ「あと4」 村上55号被弾の悪夢振り払う

[ 2022年9月17日 21:13 ]

セ・リーグ   巨人3―2阪神 ( 2022年9月17日    東京D )

<巨・神>9回、3者凡退に仕留めガッツポーズをする大勢(撮影・平嶋 理子)
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 巨人のドラフト1位守護神、大勢(本名:翁田大勢)投手(23=関西国際大)が阪神戦(東京D)で今季52度目となるリリーフ登板。ラスト9回を3人でピシャリと抑えて33セーブ目を挙げた。巨人は残り10試合。新人最多記録は2015年山崎康晃(DeNA)、22年栗林良吏(広島)の37セーブとなっている。

 大勢は3―2で迎えた9回に4番手として登板。島田を152キロ直球で中飛に打ち取ると、2回に先発右腕・戸郷から先制の19号ソロを放っている佐藤輝は初球に156キロを見せて最後はワンバウンドする5球目のフォークボールで空振り三振。梅野は153キロ直球で三ゴロに仕留め、戸郷のリーグトップタイとなる今季12勝目を守り切った。

 13日のヤクルト戦(神宮)ではセーブ機会ではない5点リードの9回に4番手として登板。エース菅野から4回に54号ソロを放っていた相手主砲・村上に外角直球を左中間スタンドへ55号3ランされ、村上は1964年王貞治(巨人)の持つ日本選手シーズン最多本塁打記録に並んだ。遊撃・湯浅の失策がなければ村上に打席が回っていなかったため大勢は3失点も自責0だったが、悔しい被弾となった。試合前までの直近4試合中3試合で計6失点し、その間に2敗。セーブは8日のDeNA戦(東京D)以来登板3試合ぶりで、村上55号被弾の悪夢を自らの右腕で振り払った。

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