【近畿学生野球】奈良学園大が連勝でV争いは大阪公立大との2校に 守は重量バットで2打点

[ 2022年9月17日 15:50 ]

近畿学生野球秋季リーグ戦第3節2回戦   奈良学園大5―3和歌山大 ( 2022年9月17日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

重さ1キロのバットで2打点を叩き出した1年生キャッチャー・守
Photo By スポニチ

 奈良学園大が連勝で勝ち点を3に伸ばした。この結果、優勝争いは奈良学園大と大阪公立大の2大学に絞られた。

 0―1で迎えた2回、暴投で同点とした後の1死一、三塁で8番・守優雅(1年=下関国際)が勝ち越しの中前適時打。さらに1番・本間悠人(1年=奈良大付)の左前適時打でリードを広げた。守は6回2死二塁でも中前適時打を放ち2打点目を挙げた。「2回は点を取ることが大事だったので低い打球を打つことを心がけました。6回は流れが来ていたので…」と振り返った。

 高校時代は4番を任されていたが、大学進学後は木のバットに苦戦。振り回してしまう癖もあったため、酒井真二監督から1キロの重量バットを勧められ、前日16日の試合から使用して結果を出した。

 母校は今夏の甲子園で準優勝。守は応援するため3試合甲子園に出向いたという。「すごかったですよね」と自分のことのように喜んだ。

 チームには投手陣からの信頼が厚い4年生捕手の高田光基(明秀日立)がいるが、チームの今後を見据えた起用が続いている。酒井監督は「高田が控えているから守も思い切ってプレーできている」と話し、1年生のさらなる成長を期待している。

続きを表示

2022年9月17日のニュース