ソフトバンク板東8回2失点も無援で3敗目 藤本監督「よく投げてくれた。板東には悪かった」

[ 2022年9月17日 21:53 ]

パ・リーグ   ソフトバンク0―2オリックス ( 2022年9月17日    京セラD )

<オ・ソ>先発登板する板東(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 逆転を信じて腕を振り続けた。ソフトバンク先発・板東湧梧投手(26)は8回4安打2失点も打線が相手エース山本に完封を許し、3敗目。「先制点はもちろん反省点ですが、3回の2点目のところが悔しい」と反省コメントを残した。

 初回1死、中川圭をカウント1―2としながらも152キロ内角直球を左翼席に運ばれ、先制点を献上。0―1の3回は1死一塁からは中川圭、吉田正に連続四球。4番・頓宮に浮いたフォークを犠飛とされ「4回以降は粘れただけに、あの場面も粘りたかった」と慎重になりすぎた投球を悔しがった。前回10日も山本と投げ合い、5回途中5失点で敗戦投手。「やり返したい」とリベンジを誓ったが、球界屈指の右腕が、またしても立ちはだかった。

 粘りの投球に藤本監督は「よく投げてくれた。中継ぎを休めさせてくれたのは大きいし、合格点じゃないですか。板東には悪かった」と無援の右腕をねぎらった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月17日のニュース