ソフトB・森「初めてだったけどすんなり入れた。凄く楽しい時間だった」6連勝呼んだ9年目プロ初先発

[ 2022年9月17日 04:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―2楽天 ( 2022年9月16日    楽天生命 )

<楽・ソ>ソフトバンク先発の森は初回を3人で抑える(撮影・篠原岳夫)
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 プロ9年目、通算461試合目の登板で初めて先発を任された。ソフトバンクの森が、予告先発されていた奥村の右肘負傷によりプロ初先発。3回2安打1失点で勝利の流れをつくった。

 「初めてだったけどすんなり入れた。凄く楽しい時間だった。欲を言えば無失点で終えたかった」

 初回に柳田の3ランで援護点をもらい、18年に最多セーブに輝いた右腕は立ち上がりから飛ばした。初回1死で西川への初球に149キロをマーク。3人で斬ると、2回は1死から2連続三振。3回の先頭・マルモレホスへの2球目には91キロの超スローボールで緩急をつけた。森と来季の先発転向を話し合っている藤本監督は「速かったね。あれが9回を投げとった人の度胸と経験値」と称えた。

 13日の西武戦では4回から3イニングを投げて勝利投手になった。「行けと言われたところで行くだけ。今が大事なんで(転向は)終わってから考えたい」。元守護神は力強くコメントした。

 《最も遅いプロ初先発》ソフトバンクは予告先発の奥村に代わって森がプロ初先発。通算461試合目でのプロ初先発登板は、19年9月27日DeNA戦でマシソン(巨)が記録した421試合目を40試合も上回り、最も遅いプロ初先発となった。

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2022年9月17日のニュース