【世界相撲・ジュニア男子】高校横綱の西出大毅が重量級V 決勝で旭丘高のデルゲルバトを撃破

[ 2023年10月8日 07:15 ]

ジュニア男子重量級決勝、モンゴルのデルゲルバト(右)をすくい投げで下して優勝を決めた西出大毅(撮影・前川 晋作)
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 「2023世界相撲選手権大会」が7日、東京都立川市のアリーナ立川立飛で開幕した。大会第1日、U―18のジュニア選手権が行われた。男子は中量級、重量級、無差別級、団体戦を日本勢が制した。

 重量級(100キロ以上)は、今年の高校横綱の西出大毅(和歌山商業高2年)が圧倒的な強さで決勝に進出した。決勝の相手はモンゴル代表のデルゲルバト(神奈川・旭丘高3年)で、今年8月の全国高校選抜十和田大会を制している実力者。日本の高校相撲界を代表する2人が世界一を懸けて激突した。

 互角の立ち合いからデルゲルバトに左を差された西出は右小手投げで応戦。今度は右を差されて攻め込まれると、西出は右を巻き替えて残して右からすくい投げで勝負あり。高校横綱の意地を示して世界の頂点に立った。

 タイ代表で出場した東京・小岩三中3年の西崎想馬は、準決勝でデルゲルバトに敗れたが、3位決定戦で体の大きなエストニアの選手を左四つから寄り倒しで破って銅メダルを獲得した。

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