【バレーボール】最多20得点のエース古賀紗理那「テンポ良く点数を重ねていけた」開幕3連勝に貢献

バレーボール　ネーションズリーグ女子1次リーグ   日本3―0ドイツ （ 2024年5月17日    トルコ・アンタルヤ ）

古賀紗理那
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　バレーボールのネーションズリーグ女子は17日に1次リーグが行われ、世界ランク8位の日本はトルコ・アンタルヤで同12位のドイツと対戦。3―0（25―21、25―15、25―22）でストレート勝ちし、開幕3連勝を飾った。エースで主将の古賀紗理那（27＝NEC）が両軍最多の20得点をマークし、チームの勝利に貢献した。

　古賀は第2セットでサービスエースを決めたほか、多彩なスパイクで攻撃をけん引。「スタートはサイドを押し合っている感じだったが、オフェンスのテンポを良くして点数を重ねていけたのが１セット目を取って勝ち切れた要因かなと思う」と試合を振り返った。

　次戦は強豪ポーランドと対戦。「ポーランドは強いし高さもあるしオフェンシブな選手がそろっている。今日のテーマだったサーブを次のテーマにして、こちらのオフェンス展開をスムーズにできるようにしたい。しっかりとトルコ大会を勝ちきって中国大会に迎えるようにしたい」と開幕4連勝を見据えた。

　▼パリ五輪への道　出場枠は開催国フランスを含む12。昨年の五輪予選でトルコ、米国、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国の6カ国の出場が決定。残り5枠は今大会1次リーグ後、6月17日付の世界ランクで決まる。ただし出場権決定国のいない大陸の最上位が優先。日本はアジア・オセアニア大陸で最上位になるか、出場決定国7カ国とアフリカ大陸最上位を除いて上位3カ国に入ることが条件となる