宇野昌磨、テーマは「自己満足」表現力求める　20日開幕GPシリーズ

＜グランプリシリーズ/ファイナル世界一決定戦2023記者発表会見＞今季の目標は「自己満足」の宇野昌磨（撮影・長久保　豊）
Photo By スポニチ

　今月20日（日本時間21日）の第1戦スケートアメリカから始まるフィギュアスケート・グランプリ（GP）シリーズに向けた日本勢の会見が8日、東京・テレビ朝日本社で行われた。男子でファイナル2連覇が懸かる宇野昌磨（トヨタ自動車）は、今季GPシリーズのテーマを「自己満足」と表現した。

　「この2年、自分が思っていた以上の結果を出した」という一方で「どうしては自分の演技に関しては満足できるものというか、もう一度見たいと思えるような演技をしてこられていないのが感想」と力説。

　「ジャンプ中心のプログラム」だったことを反省し「自分にとってスケートは何がやりがいが持てるのか、自分が満足できるのかを考えた先に、表現力を今年は頑張っていきたいと思いを込めた」と語った。

　昨季ファイナル準優勝の山本草太（中京大）は「NEW草太」、鍵山優真（オリエンタルバイオ・中京大）は「パーフェントな演技と芸術的な滑りをする！」と目標を設定。本格的なシーズンの幕開けが近づいてきた。