横田真一 15年ぶりエース 52歳ユーチューバーが史上最長ブランク13年ぶりVへ4差の4位

[ 2024年5月18日 04:39 ]

男子ゴルフツアー関西オープン第2日 ( 2024年5月17日    滋賀県・名神八日市CC=6869ヤード、パー70 )

<関西オープン第2日>13番でホールインワンの横田真一は7Iとボールを手に笑顔(撮影・井垣 忠夫)
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 ツアー通算2勝の横田真一(52=ELPA)がホールインワンでのイーグルと、2バーディー、2ボギーの68をマークし、通算5アンダーの4位をキープし、予選通過した。首位とは4打差。YouTubeの登録者数19万8000人を誇る“ユーチューバーゴルファー”が史上最長のブランクVへ突き進む。31位から出た平田憲聖(23=ELECOM)が大会タイ記録の61を叩き出し、通算9アンダーの単独首位に浮上した。

 今季初のレギュラーツアーでまだまだやれると証明した。横田が魅せたのは実測163ヤードの13番パー3。7Iで放った第1打はグリーンエッジに落ちると、そのままカップに吸い込まれた。09年以来15年ぶり、5度目のエース達成。「手応え的には完璧。結構、ホールインワンは慣れている。(人生で)10回以上やっている」と豪快に笑った。

 現在はシニアツアーを主戦場としながら、“ユーチューバーゴルファー”としても人気を誇る。「50過ぎたら道具ですよ!」とエース候補のクラブを探し求め、毎週、中古ショップに足を運ぶ。自身のYouTubeチャンネルでも中古クラブを徹底試打する様子を紹介しており、「(自分も)視聴者も楽しいし一石二鳥。案外クラブのネタは伸びる」と分析。続けて、「俺のレッスン(動画)は一番伸びないからね」と寂しそうに嘆くが、2日続けての60台で風向きは変わるかもしれない。

 2年ぶりの決勝ラウンドは首位と4打差の好位置で臨む。10年のキヤノン・オープン以来、13年222日ぶりのツアー3勝目となれば、ツアー史上最長のブランクV。「50過ぎで体は干からびているけど、粘り気を出してちょっと食いついていきたい」。若手が台頭する男子ゴルフツアーで、52歳が大会を盛り上げる。 

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