【世界相撲・アジア選手権】女子も個人戦4階級&団体戦で完全制覇 盤石の布陣で世界奪還へ

[ 2023年10月8日 06:19 ]

アジア選手権団体優勝を果たした女子日本チームの(左から)阿部なな、久野愛莉、角田奈那、今日和
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 「2023世界相撲選手権大会」が7日、東京都立川市のアリーナ立川立飛で開幕した。大会第1日はアジア選手権からスタート。日本、モンゴル、台湾、香港、タイ、キルギス、イラン、インドの計8つの国や地域が参加して行われた。個人戦の男女それぞれ4階級と団体戦の男女ともに、全階級で日本勢が優勝を果たした。

 女子軽量級(65キロ未満)の山下寧々(静岡・焼津中央高2年)と軽重量級(80キロ未満)の奥山命(24=社会福祉法人あいむ)は、それぞれ初の国際大会で初優勝。世界ジュニアで優勝経験のある中量級(73キロ未満)の長谷川理央(慶大2年)は、立ち合い一発で相手を突き倒すなど力の違いを示す内容でアジアを制した。重量級(80キロ以上)の久野愛莉(24=東洋警備保障)は安定感のある四つ相撲を見せ、18年に続く2大会連続の優勝を果たした。

 4チームの総当たり戦で争われた団体戦は、先鋒・今日和(26=アイシン)、中堅・角田那奈(日大4年)、大将・久野愛莉の布陣で出場。3試合全て3―0の無失点で完全優勝を果たした。シニアの女子団体は2010年以来世界一から遠ざかっており、翌日の世界選手権での13年ぶりの奪還へ、弾みをつけた。

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