【ビキニ4連覇・安井友梨に一問一答】「奇跡の連続」大好きなおはぎは「世界一になってから食べます」
Photo By スポニチ
ボディービルの「フィットネス ジャパン グランドチャンピオンシップス 2023」が8日、東京・江戸川区総合文化センターで開催された。(9日に「スポニチ筋肉チャンネル」で大会の速報動画をアップ予定)各階級のトップ選手たちがオーバーオール(無差別級)で筋肉美を競い合い、20人が出場したビキニフィットネスでは、2カ月前に左足親指の粉砕骨折を負った安井友梨(39=ゴールドジム名古屋金山)が涙の大会4連覇を飾った。2位には、ダンシーあずさ(33=ゴールドジムサウス東京)が入った。
安井の一問一答は以下の通り。
――今年はかつてないシーズンだった。
本当に信じられない思いです。本当にここまで来るのに奇跡の連続で、骨折した時はグラチャンにたどり着くなんてことは夢にも思っていなかったです。グラチャンのステージに上がれることすら、夢のまた夢という感じだったので、きょうはこのステージに上がってみて、この9年間で今までで1番楽しいなって思えるステージだったんです。なので決勝のステージで、途中で涙がどんどん出てきちゃって、ここのステージに上がるまでに本当にどれくらいの人に助けていただいたのか分からないほどだったので、その人たちの顔がどんどん思い浮かんじゃって、ここまで来たのは一人だけでは到底来ることができなかったので、きょうは恩返しのステージという位置づけでやってました。
――ケガがあってのきょうの涙。
本当にどん底から毎日毎日、これできる、あれできると。今週はようやくスニーカーを履くことができて、スニーカーをはいてトレーニングできたのがけがをしてから初めてだったので、スニーカーを履いているとトレーニングがやりやすいんだとか、こんなに力が入るんだとか、今週は毎日毎日がトレーニングする喜びとか、ポージングもヒールをはいてトレーニングをするのが今週初めてだったので、練習するってこんなに楽しかったんだって。今までは、なにかやらなきゃいけないって、そういうことにかられていたのが、やりたい、やって楽しい、きょうはステージに上がって、私はやっぱりビキニフィットネスが大好きなんだっていうのを凄い再確認したし、やっぱりチャンピオンとしてきょう上がるには、私のことを皆さんけがしてからたくさんの方が応援してくださるんですけれども、私のことだけを応援してくださるのではなくて、競技そのものを応援していただけるようなチャンピオンにならないといけないって思っているので、私のことだけではなくて、ビキニフィットネスそのもの、選手たちを応援していただけような競技者にならないといけないなってけがを通して今、凄く思っているところです。
――けがを通して強くなった。
なりました。選手としてだけでなく人としてもめちゃくちゃ強くなりました。本当に毎日泣いて泣いて、昨日ももう涙、涙でこういうことできないとか、ポーズの練習をしていても、つっかかって痛いとか、ああだめかも知れないとか、そうなことで泣いちゃったり情緒不安定でトレーナーさんに怒られたりしました。毎日がそんな連続でここまで来ました。なんとかたどり着いたというステージだったので、本当にここまでこさせていただいてありがとうございますという、その気持ちだけでした。きょうは医師の方とか、支えて下さるたくさんの方が見に来てくださったので、いいところを見せたいなと。しっかりステージに上がってヒールを履いている姿を見ていただきたいなという感謝と、自分自身で毎日積み重ねてきた自信が花開いた、そんなステージでした。
――コンディションは。
フットモデル、オールジャパンまでは有酸素運動が全くできなくて、やったら足が腫(は)れてしまって10分しかできないとか、そういう状況だったのでフットモデルが終わったくらいからバイクを30分こげたとか、ステップアップするものができたるだとか、有酸素運動もできるようになったりとか、トレーニングの強度も上げてこられたり、気持ちもだんだんチャンピオンシップに向けて頑張るぞって気持ちが、ちょっとずつ毎日できることが増えていくことによって身体も反応して、毎日が楽しくて凄くワクワクして、それが体に反応したかなっていう、今までで1番いいかなって自分の中では持って上がれたので凄くワクワクして、早く皆さんにお披露目したいなって気持ちが今週はありました。
――いいマインドだった。
そうですね。ここまで来ることができました。毎日、落ち込んだりの連続なんですけれども、それでも、できる喜びが凄くあったので、できなかったことができるようになることがこんなにうれしいんだと、赤ちゃんがどんどん成長していく過程みたいな、それを大人になってから体感したので、こういうことなんだなっていうのを何かつかんだ。世界一になるのは何が足りないのかというのをまざまざと…私に足りなかったものは、こういうことだったのかと分かったような気が、初めて知った気がしました。世界一になるのは、世界選手権で優勝している選手は、審査員も含め全員がその人のことを応援しているんですよ、なぜか。それだけ自分が心を開いて何か自分の中で燃やしている情熱とか感謝を皆さんに伝えられる選手である必要がある、私はどちらかというと優等生タイプというか、ただやってきたことをこなさなきゃとか、やってきたことを確実にやろうみたいなことばっかりだったので、それでは優勝できないのかなと。強い精神力というのが、世界一には必要なので、それが今回けがの功名ではないんですけれども、凄く自分自身も強くなったし周りへの感謝の気持ちも今回凄く感じられたので感謝の気持ちを全面にこのステージに出したいなと思ってきょう上がりました。応援してくださる方がここにいるんだという気持ちで、皆さんを引き連れてやるぞ、みたいなそんな羽をつけて歩いているようなイメージできょうは上がっていました。
――2日後には、13~15日にスペイン・マドリードで開催されるアーノルド・クラシック・ヨーロッパ2023に出発。
はい。飛行機にこの(足の)状態で乗れるのかという心配はあるんですけれど、良くはなってきているので、オールジャパンの時よりはきょうの方が良いので、自信を持ってこのチャンピオンシップの結果を踏まえて、自分の今のコンディションも含めて、もっともっと良くなると思うので、世界選手権(30日開幕、スペイン)に弾みをつけたいと思います。
――今の痛みはある。
やっぱりお風呂に入ったりすると凄い腫(は)れてしまったりして、歩けなくなったり、壁をつたって歩く状況なので、あと3カ月くらいで完治すると思うんですけど、有酸素運動をいっぱいしたり、跳ねたりはできないので、気圧が飛行機で下がると痛くなるのではと医師の方にも言われているので、足をなるべき高く上げておくようにとか、テーピングで圧をかけて、飛行機に乗るなど対策を練って行きたいなと思っています。
――きょうはステージ上で痛みは。
はい。ステージに上がっている時は痛みを感じないくらいアドレナリンが出ているんですが、(バックステージに)帰って来ると痛くなる時があるので、危うい時は何回かありました。ステージに立つとそんなことも忘れて、きょうは楽しいって。オールジャパンの時はおっかなびっくりで、怖い怖いって感じだったんですけど、きょうはそんなこともなく、けがしているのを忘れるくらい楽しめました。ただ練習が全然できていないので、けがしている左足の方をつっちゃって、つっちゃって。ひさびさに長い時間、ポージングとるので。足がつるっていうのとの戦いみたいな。帰ってきてマッサージしなきゃみたいな。
――日常生活では。
なるべき杖をつかないようにしています。今週からスニーカーをはいて真っすぐ歩く練習が始まったんですけれども。自分でなるべく(杖を)つかないようにって。日常の運動強度が下がってしまうので、コンディションとの戦いもありました。
――アーノルド・クラシックの目標は。
世界選手権の前哨戦になるので、優勝しないことには、世界選手権で世界一になれないと思うので目指すはそこだけです。(アーノルド・クラシックでは)4カテゴリーにエントリーする予定なので、すべてで狙いにいきたいなと思っています。
――おはぎ好きと知られている。終わったら食べようと思っているものはありますか。
はい。もう冷凍庫にたくさんあるので、アーノルド、世界選手権が終わったら食べたいなと思っています。
――ファンに。
本当に応援いただきましてありがとうございました。9年間、ビキニフィットネスを続けてこられたのも皆さんのおかげです。応援してくださる皆さんがいるから続けてくることができました。私がどんなことをしたというよりも、応援してくださる皆さんとの出会いが私の中では1番の財産になっていて、今回もけがをしてからどれだけ皆さんに助けていただいたか分からないので、私のことを応援してくださるというよりは、ビキニフィットネスの競技、そして他の選手たちみんなのことを応援していただけるようなチャンピオンでいたいなと思いますので、これからもビキニフィットネスのことをどうぞよろしくお願いします。
▽ビキニフィットネス部門上位成績
優勝 安井友梨(39=ゴールドジム名古屋金山)
2位 ダンシーあずさ(33=ゴールドジムサウス東京)
3位 小倉あれず(26=Akiボディビル同好会)
4位 長瀬陽子(46=ゴールドジムサウス東京)
5位 佐野愛美(34=ゴールドジム八王子東京)
6位 廣中れな(33=MAXジム)
スポーツの2023年10月8日のニュース
-
【ラグビーW杯】“不死鳥”リーチ・マイケル、4年後も「チャレンジしていきたい」 代表継続へ意欲
[ 2023年10月9日 03:40 ] ラグビー
-
第3回スポニチポーカートーナメント 決勝初日BACKDOOR六本木で開催 11人が決勝最終日進出
[ 2023年10月9日 00:50 ] スポーツ
-
【ラグビーW杯】ダバディ氏 日本戦のテレビ解説者に苦言「叫んでいいけれど…冷静に解説してほしい」
[ 2023年10月9日 00:33 ] ラグビー
-
【世界相撲】女子無差別級は久野愛莉が金メダルで歓喜の涙「あんなに泣いたのは初めて」
[ 2023年10月9日 00:05 ] 相撲
-
“現役の新幹線運転士”伊吹主税が連覇!ボディービル・グラチャン 男子フィジーク部門
[ 2023年10月8日 23:50 ] スポーツ
-
【世界相撲】男子重量級は草野直哉が金メダル「最初に優勝して日本を盛り上げる」重圧を力に
[ 2023年10月8日 23:33 ] 相撲
-
元ラグビー日本代表五郎丸歩氏「戦った選手たちに敬意を」 27年大会のHCの可能性は
[ 2023年10月8日 23:30 ] ラグビー
-
【ボディフィットネス3連覇・大谷美咲と一問一答】「更にレベルを上げていかないと」
[ 2023年10月8日 23:10 ] スポーツ
-
【ラグビーW杯】斎藤、涙こらえ「チームを勝たせるのが9番の役割」流から激励「思い切りやってこい」
[ 2023年10月8日 23:09 ] ラグビー
-
【ラグビーW杯】日本・松島 チームに悔いなし「出られなかった、選ばれなかった選手の思いもつないだ」
[ 2023年10月8日 23:06 ] ラグビー
-
【ラグビーW杯】松田、リーチ、稲垣ら桜戦士の涙にネットもらい泣き「力也の涙で号泣」「謝らないで」
[ 2023年10月8日 22:52 ] ラグビー
-
【ラグビーW杯】日本・ファカタヴァ「言葉が出ない」もビッグトライでチームに勢い「また戻ってきたい」
[ 2023年10月8日 22:47 ] ラグビー
-
【ラグビーW杯】ジョセフHC「全力尽くした。これ以上のことは求められない」今大会を最後に退任
[ 2023年10月8日 22:43 ] ラグビー
-
【ラグビーW杯】堀江「胸を張って日本に帰りたい」 次世代の選手にはエール「一歩一歩、頑張ってほしい」
[ 2023年10月8日 22:43 ] ラグビー
-
【ラグビーW杯】稲垣 大粒の涙「負けてしまったことが全て」代表での去就は「今は特に考えていない」
[ 2023年10月8日 22:24 ] ラグビー
-
【ラグビーW杯】35歳リーチ 敗退も視線は次へ「帰って反省して、もう一回前向きに考えて準備したい」
[ 2023年10月8日 22:23 ] ラグビー
-
【ラグビーW杯】“金狼”山中「凄く濃い2カ月」 8強届かずも「もっともっと日本のラグビーは強くなる」
[ 2023年10月8日 22:22 ] ラグビー
-
【世界相撲】男子団体は2大会ぶりの世界一奪還!全試合無失点の完全Vで開催国のプライド示した
[ 2023年10月8日 22:22 ] 相撲
-
【ラグビーW杯】日本・レメキ「代表は引退すると思う」因縁のアルゼンチンに敗れ「めっちゃ悲しい」
[ 2023年10月8日 22:19 ] ラグビー
-
列島ため息と感動のバレー男子代表&ラグビー日本代表戦 ともに敗戦もネット「みんなカッコよかった」
[ 2023年10月8日 22:03 ] バレーボール
















