八村塁 プレシーズンマッチ開幕戦スタメン出場で12点7リバウンド!オフにはレブロンと“師弟コンビ”に

[ 2023年10月8日 11:57 ]

スタメン出場した八村塁(AP)
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 NBAレイカーズの八村塁(25)が現地時間7日(日本時間8日)に今季のプレシーズンマッチ初戦となったウォリアーズ戦にスタメン出場。21分出場して12得点7リバウンド1アシストの活躍を見せた。チームはウォリアーズに108ー125で敗れた。

 プレシーズンマッチ開幕戦は八村の他にアンソニー・デイビス、ディアンジェロ・ラッセル、ジャレッド・バンダービルト、ゲイブ・ビンセントの5人がスタメンに名を連ねた。エースのレブロン・ジェームズは昨日の時点でこの試合を欠場することが発表されていた。

 第1クオーターは残り5分10秒にレイアップシュートを決めて初得点。2得点2リバウンドをマークして残り4分30秒でベンチに下がった。第2クオーター残り8分20秒から再びコートに立った。残り4分9秒にはダンクシュートを決めた。その後、残り3分10秒でドライブインからフックシュートで相手の反則を誘って3点プレーを成立させた。前半は15分50秒出場して7得点4リバウンドをマーク。チームは54―61の7点ビハインドで前半を折り返した。

 第3クオーター開始から出場した。残り10分25秒には、この試合初となる右ウイング付近からの3点シュートを決めて、チーム後半初得点をマークした。残り9分27秒には右コーナーでターンアラウンドの2点シュートを決めた。残り6分34秒でベンチに下がった。第4クオーターは出場せずに試合終了。21分16秒出場して、12得点7リバウンド1アシストをマークした。チームはウォリアーズに敗れてプレシーズンマッチ黒星スタートとなった。

 昨季途中にウィザーズからレイカーズに加入した八村。シーズン終了後にキャリア初のFAだったため、今後のNBAキャリアを優先して8月のW杯を欠場。そしてFA交渉解禁となった6月30日にレイカーズと3年5100万ドル(約73億4000万円)で再契約した。

 オフシーズンはチームメートでNBA界の“KING”ことレブロン・ジェームズとトレーニングに励んだ。ジェームズは「塁とはずっと一緒にトレーニングしてきた。彼のポテンシャルはよく分かっていて、これは彼のためでもあり、チームのためでもある」と回顧。

 そして人気空手映画「ベスト・キッド」になぞって「彼のなかにある多くのものを見ている。彼のポテンシャルだけじゃなく、個人として、それに俺たちのボールクラブにおいてどんなことをもたらすことができるかもだ。俺は彼のことをダニエル・サン(弟子役)と呼び、俺はミスター・ミヤギ(師匠役)なのさ」と“師弟関係”になったことをメディアデーで明かした。

 八村にとってもキャリアの中で大きな経験となった。「コート上のことだけじゃなくコート外のことも、例えば身体のケアやウエイトルームでのトレーニング、バスケについてのいろんな話を彼から学んだ」と話し、「シュートやボールハンドリングをたくさん練習したし、それは試合で僕のプレーを助けてくれると思う。レブロンのプレーもよく見たよ。ちょっとしたコツやポイント、フットワークをたくさん彼から学んだ」とジェームズからコート内外問わずに吸収した。

 今シーズンはジェームズと八村の“師弟コンビ”がどんな連係を見せるのかにも注目が集まる。

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