【箱根駅伝】早大2年ぶりシード獲得!昨年13位から6位、クラファン募り選手を海外武者修行へ

[ 2023年1月3日 15:27 ]

第99回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2023年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間109・6キロ )

<第99回箱根駅伝復路・鶴見>早大9区・菖蒲(左)からたすきを渡される菅野(撮影・村上 大輔)
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 昨年13位に終わり、予選会を勝ち上がってきた早大は、10時間55分21秒で総合6位に入った。

 往路ではエース井川(4年)が3区で区間2位タイの快走。9人を抜き去って14位から5位に順位を押し上げた。昨年は1区を走り16位と悔しさを経験。昨年の夏合宿では、OBで日本陸連副会長の瀬古利彦氏に「お前がしっかりしないとチームがまとまらない」と叱責(しっせき)された。その激励と期待に応え、エースの意地を見せた。

 昨年6月に就任した花田勝彦監督(51)は「想定通りのタイムで、ほぼ目標を達成できた。強いチームにブレーキがあれば3から5位も狙えるよ言ってきた」と振り返り、「すぐにとは行かないが、(来年以降は)一つ二つ上の目標を置いてチームづくりができれば。まだ理想の60%くらい。本当に優勝争いするなら、青学のように何かあっても追い上げるような力をつけないと。選手は私が立てたメニューはできたが、まだ優勝争いのメニューではない」とした。

 さらに「2月からクラウドファンディングをする。トップの2、3人を海外に送る。私も渡辺さんの練習パートナーとして行った。そういう経験をさせたい」と“武者修行”に出し、来年へさらなるパワーアップを誓っていた。

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