マスターズの招待状が誤配　同姓同名の別人に配達されて受け取り主は困惑　妻の名前も同じ

今年のマスターズ出場資格を持っているスコット・ストーリングス（AP）
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　4月に開催されるゴルフのマスターズの招待状が同姓同名の誤った人物に届けられていたことが明らかになった。

　AP通信が報じているもので、クリスマス前にメジャーの招待状を受け取っていたのは米ジョージア州セント・サイモンズ・アイランド在住で、かつてスポーツ・マネジメント会社に勤務していたスコット・ストーリングスさん。ところがプロゴルファーではないためになぜこれが届いたのかがわからず「私はジョージア州出身のスコット・ストーリングスです。妻の名前はジェニファー。マスターズから私が出場できるとの招待状をもらいましたが、たぶんこれは私へのものではないと思います」とSNSにその状況を公開していた。

　やがて周囲の反応で事実が判明。オフィスの隣には、PGAツアーで3勝を挙げ、昨季の成績ですでにマスターズの出場資格を得ていた同性同名のプロゴルファー、スコット・ストーリングス（37）が住んでいるマンションがあり、ゴルファーではないストーリングスさんは「間違って配達されたのではないか」と推測している。

　なおストーリングスさんが驚いたのは“誤配”だけでなく、自分の妻の名前（ジェニファーさん）が、プロゴルファーのストーリングスの妻とも同じだったこと。一方、マスターズへの出場資格のあるストーリングスはまだ招待状を受け取っていないと報じられている。