【箱根駅伝】55年ぶり出場の立大は総合18位 “日本一速い”上野監督「あっという間の2日間」

[ 2023年1月3日 15:32 ]

第99回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2023年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間109・6キロ )

<第99回箱根駅伝復路・鶴見>立大9区・中山(左)からたすきを渡される安藤(撮影・村上 大輔)
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 55年ぶりに箱根路に帰ってきた立大は、11時間10分38秒の総合18位でフィニッシュした。

 2日の往路は最下位20位という苦しいスタート。復路も区間順位ひと桁には届かなかったが、わずかに順位を上げた。上野裕一郎監督は「あっという間の2日間。なんかもう、不思議な感じだったけど、ここに連れてきてもらえたことに、選手たちにまず感謝したい」と振り返った。

 中大時代の3年時に3区区間賞を獲得するなど、箱根に4年連続出場した上野監督が18年12月に就任。予選会で6位に入り、史上最長ブランクとなる55年ぶりの箱根切符を手に入れた。

 いまだ日本トップクラスの走力を持つ同監督は、練習で選手を引っ張ってきた。昨年11月の記録会では箱根エントリーメンバーの誰よりも速い5000メートル13分39秒95をマーク。“日本一速い監督”の背中を見て、選手は夢の箱根路に立った。

 今大会の目標は各区間10位以内を維持し、総合10位以内のシード権獲得だったが、厚い壁に跳ね返された。上野監督は「来年はぜひ1、2区で流れに乗れるように、しっかりと準備していきたい」と前を向いていた。

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2023年1月3日のニュース