【箱根駅伝】24年は第100回大会 予選会を全国開放も関東以外には高い壁「本戦に進むのは難しい」

[ 2023年1月3日 16:46 ]

<第99回箱根駅伝・復路 大手町>優勝に沸く駒大の選手ら(撮影・白鳥 佳樹)
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 箱根駅伝は第100回大会となる24年、全国の大学に開放される。

 今年秋に開催される予選会の参加資格が従来の「関東学生陸上競技連盟男子登録者」から、「日本学生陸上競技連合男子登録者」に。予選会を勝ち抜けば、24年1月2、3日の本戦で夢の箱根路に立つ。

 ただ、関東の大学とそれ以外の地域の実力差は大きい。昨年11月の全日本大学駅伝では15位までを関東勢が占めた。他地域で最上位に入ったのは関学大の16位で、15位・日大との差は2分59秒だった。

 関学大の竹原監督は、関東との差について「層の厚さというか。箱根があって、走る距離が長い。走り込みの量が違う」と分析。「たとえ予選会に出たとしても、本戦に進むのは難しいのでは」と話している。全日本で17位だった大経大の青木監督も「予選会に臨むとなれば、ハーフ対策の練習が必要になってくる」と話した。

 また、第101回大会以降の動向にも注目が集まっている。関学大・竹原監督は「続くとなれば関東以外の大学でも予選会に出場する大学は出てくると思う。101回以降も続くのかどうかは大きい」とした。

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2023年1月3日のニュース