【箱根駅伝】沿道の観衆は91万人、自粛要請なしも100万人超えず 21年は18万人、22年は60万人

[ 2023年1月3日 17:08 ]

第99回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2023年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間109・6キロ )

<第99回箱根駅伝・復路大手町ゴール>  沿道に詰めかけた大勢の観客がカメラを向ける中、ガッツポーズでゴールに向かう駒大10区・青柿 (撮影・光山 貴大)
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 大会を主催する関東学生陸上競技連盟はレース後、往路と復路を合わせた沿道の観戦者数を約91万人と明かした。

 新型コロナウイルスの脅威が完全に収束していない中、主催の関東学生陸上競技連盟は今大会、沿道での応援の自粛は求めず、「沿道で観戦、応援する際は、マスクを着用し、周囲との距離を確保してください。声を出しての応援はお控えください」としていた。

 20年大会までは往路と復路合わせて毎年100万人を超えるファンが沿道で声援を送ったが、コロナ禍となった21年大会は「応援したいから、応援にいかない」のキャッチコピーを掲げて沿道での応援の自粛を求めた結果、約18万人と激減。ただ、ゴール付近や主要区間などでは密集して観戦するファンの姿が見られ、大会本部に電話で苦情が寄せられるなど批判が相次いだ。

 21年大会同様、沿道での応援自粛を求めた22年大会は約60万人と21年から3倍超に。自粛を求めていない23年、沿道に多くのファンが詰めかけて3年ぶりに100万人を突破するかと思われたが、大台には乗らなかった。

<最近の沿道観戦者数(大会本部調べ)>
17年 118万人
18年 120万人
19年 124万人
20年 121万人
21年 18万人
22年 60万人
23年 91万人

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