キャバリアーズのミッチェルが歴代8位タイの71得点 70得点以上は史上7人目

[ 2023年1月3日 15:35 ]

ブルズ戦で71得点を挙げたキャバリアーズのミッチェル(AP)
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 NBAは2日に各地で11試合を行い、東地区全体4位のキャバリアーズは地元クリーブランド(オハイオ州)で最大21点差のビハインドとなりながら、延長でブルズを145―134(前半47―65、延長15―4)で下して24勝14敗。ドノバン・ミッチェル(26)が50分出場してフィールドゴールを34本中22本(うち3点シュートは15本中7本)、フリースローを25本中20本成功させて71得点(今季リーグ最多)をたたきだしてチームを引っ張った。

 NBAで70得点以上が記録されたのは通算12回目で達成者はミッチェルが史上7人目だが、身長185センチはこの中での最低身。71得点はエルジン・ベイラー(レイカーズ=1960年11月15日のニックス戦)とデビッド・ロビンソン(スパーズ=1994年4月24日のクリッパーズ戦)に並ぶ歴代8位のハイスコアとなった。

 キャバリアーズは第4Q残り4秒で127―130と3点を追いかけていたが、ここでミッチェルはフリースローの1本目を成功させたあと2本目を故意に失敗。これを自ら拾ってゴール下でシュートを決めて残り3秒で同点に追いついた。ミッチェルは延長では1人で13得点。チームは第4Q終了時点まで一度もリードを奪えなかったが、延長で試合をひっくり返した。

 レイカーズのレブロン・ジェームズ(38)は敵地シャーロット(ノースカロライナ州)で行われたホーネッツ戦で43得点、11リバウンド、6アシストをマークして121―115(前半60―45)での勝利に貢献。38歳の誕生日だった12月31日のホークス戦を含めて2試合連続で40得点の大台に乗せ、通算得点は3万7903となった。

 NBA通算得点の歴代最多はカリーム・アブドゥルジャバー(元バックス&レイカーズ=1969~89年)が保持している3万8387。ジェームズはこの記録にあと484点まで迫ってきた。

 昨季王者のウォリアーズは地元サンフランシスコ(カリフォルニア州)でホークスに再延長の末に143―141(前半70―53、延長11―11、再延長11―9)でホークスを振り切って5連勝で20勝18敗。ステフィン・カリー(34)は肩の故障で離脱中だが、クレイ・トンプソン(32)が10本の3点シュートで今季自己最多の54得点を稼いで接戦をものにした。

 ウォリアーズはロードでは3勝16敗だがホームでは17勝2敗。サンフランシスコでは抜群の力を発揮している。

 西地区全体4位のマーベリクスはロケッツに勝って7連勝。同1位のナゲッツはティンバーウルブスに敗れ、試合のなかった2位グリズリーズ(23勝13敗)とのゲーム差は「0・5」となった。

 <2日の結果>
*ニックス(20勝18敗)102―83サンズ(20勝18敗)
レイカーズ(16勝21敗)121―115*ホーネッツ(10勝28敗)
*キャバリアーズ(24勝14敗)145―134(延長)ブルズ(16勝21敗)
*ペイサーズ(21勝17敗)122―114ラプターズ(16勝21敗)
*76ers(22勝14敗)120―111ペリカンズ(23勝14敗)
*ネッツ(25勝12敗)139―103スパーズ(12勝25敗)
マーベリクス(22勝16敗)111―106*ロケッツ(10勝27敗)
*ティンバーウルブス(17勝21敗)124―111ナゲッツ(24勝13敗)
*ウォリアーズ(20勝18敗)143―141(再延長)ホークス(17勝20敗)
*トレイルブレイザーズ(19勝17敗)135―106ピストンズ(10勝30敗)
ヒート(20勝18敗)110―100*クリッパーズ(21勝18敗)
 *はホームチーム

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