【箱根駅伝6区】青学大が山下りでまさか…駒大との差は5分超え、16キロ過ぎに5位後退

[ 2023年1月3日 08:43 ]

第99回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2023年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間109・6キロ )

青学大・原監督
Photo By スポニチ

 急カーブを高速で一気に駆け下りる山下りの6区(箱根芦ノ湖~小田原中継所、20・8キロ)は、ペース配分、スタミナ、体温調節など総合力が試される。

 往路優勝の駒大は当日変更の伊藤蒼唯(1年)、30秒差でスタートした中大は若林陽大(4年)、駒大と2分3秒差の青学大は西川魁星(4年)が駆けた。5・1キロの芦之湯のチェックポイントでは駒大が中大に43秒差、青学大と2分35秒差と差を広げた。

 9・1キロの小涌園前では駒大と中大が45秒差。駒大と青学大との差は3分30秒となった。13・7キロの大平台では駒大と中大が51秒差、青学大との差は4分27秒となった。青学大はその後、15キロ手前で早大に抜かれて4位に後退。16・5キロで国学院大にも抜かれて5位となった。青学大との差は5分を超えている。

 往路のレース後、青学大の原監督は「危険水域は1分半と考えていた」と誤算を口にしていた。

 ◆小田原中継所通過時総合順位(カッコは往路順位)
1(1) 駒大   6時間21分32秒
2(2) 中大   +47秒
3(5) 早大   +4分59秒
4(4) 国学院大 +5分37秒
5(8) 法大   +6分39秒
6(10) 創価大  +6分55秒
7(3) 青学大  +7分4秒
8(6) 順大   +7分24秒
9(7) 東京国際大+8分6秒
10(9) 城西大  +8分8秒
<以上シード圏>
11(11) 東洋大  +9分23秒
12(12) 明大   +9分30秒
13(13) 東海大  +9分54秒
14(14) 帝京大  +11分46秒
<以下繰り上げスタート、通過順と異なる)>
15(16) 山梨学院大+12分0秒
16(17) 大東大  +13分53秒
17(15) 国士舘大 +13分56秒
18(18) 日体大  +14分54秒
19(19) 専大   +16分33秒
20(20) 立大   +17分49秒
―    学生連合 +17分59秒

<6区・区間記録=20・8キロ>
1 伊藤蒼唯(駒大1年)58分22秒
2 若林陽大(中大4年)58分39秒
3 北村光(早大3年)58分58秒
4 浜野将基(創価大4年)59分12秒
5 武田和馬(法大2年)59分18秒
6 佐竹勇樹(大東大3年)59分24秒
7 粟江倫太郎(専大3年)59分30秒
8 堀颯介(明大1年)59分33秒
9 川上勇士(東海大4年)59分46秒
10 高田尚暉(山梨学院大2年)59分53秒
11 内山峻一(日体大3年)59分53秒
12 島崎慎愛(国学院大4年)59分59秒
13 西村真周(東洋大1年)1時間0分13秒
14 内田賢利(立大3年)1時間0分30秒
15 大沼良太郎(城西大1年)1時間0分32秒
16 山田一輝(帝京大4年)1時間0分58秒
17 村尾雄己(順大1年)1時間1分15秒
18 吉住颯(東京国際大2年)1時間1分49秒
19 中島弘太(国士舘大2年)1時間2分12秒
― 波多江隆人(学生連合=日本薬大2年)1時間2分39秒
20 西川魁星(青学大4年)1時間3分23秒

続きを表示

2023年1月3日のニュース