全米OP最終予選　杉山、出水田、シノットが本戦切符　石川遼は3年連続出場逃す

通算1オーバーの16位で全米オープン出場を逃した石川遼
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　男子ゴルフの全米オープン日本地区最終予選（1日36ホール）が23日、千葉県横芝光町のカレドニアンGC（7139ヤード、パー72）で行われ、杉山知靖（29＝中央日本土地建物グループ）、出水田大二郎（29＝TOSS）、オーストラリアのトッド・シノット（30＝キャロウェイゴルフ）の上位3人が本戦（6月16～19日、米マサチューセッツ州ザ・カントリークラブ）への出場権を獲得した。3人はいずれも海外メジャー初出場。石川遼（30＝CASIO）は通算1オーバーの16位に終わり、3年連続の全米オープン出場を逃した。

　昨年10月のブリヂストン・オープンで念願のツアー初優勝を飾った杉山が通算9アンダーのトップで夢だった初の海外メジャー切符を獲得。第2ラウンド後半のインでは上がりの4連続を含む6バーディー、ボギーなしの30を叩き出す猛チャージを見せた。

　ゴルフ合宿でグアムを訪れたことはあるが、米国本土に渡るのはこれが初めてになるという。「ジュニアのころからテレビで見ていた憧れの舞台なんで素直にうれしいです。目標は最低予選通過。高い目標ですけど」と謙虚に抱負を語った。

　＜最終成績＞
（1）杉山知靖135（69、66）
（2）出水田大二郎136（68、68）
（3）T・シノット138（68、70）
（4）清水大成138（69、69）
（5）岩田寛135（68、70）
　以下、主な選手
（6）大岩龍一139（71、68）
（9）時松隆光141（69、72）
（12）片岡尚之142（68、74）
（14）谷原秀人143（68、75）
（16）石川遼145（73、72）