照ノ富士の母校・鳥取城北が3連覇 全国高校相撲金沢大会 個人戦Vは金沢学院大附属の篠侑磨

[ 2022年5月23日 13:57 ]

団体戦で3連覇を達成した鳥取城北(前列左から)ソソルフー、松井奏凪人、成田力道、小坂大(提供写真)
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 高校スポーツ最古の歴史を誇る第106回高校相撲金沢大会が22日、全国から62校が参加して石川・卯辰山相撲場で行われた。一昨年は中止、昨年は無観客で行われ、有観客開催は3年ぶりとなった。

 団体戦は鳥取城北が3大会連続6度目の優勝を果たした。この日は大相撲夏場所千秋楽で、同校OBの照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)の幕内優勝に花を添えた。

 決勝の相手は地元・石川県の金沢学院大附属。昨年と同じ顔合わせとなった。先鋒戦は鳥取城北のソソルフー(3年)が森田陽彦(3年)を寄り切って先制。中堅戦で松井奏凪人(3年)が篠宗磨(1年)を押し出して3連覇を決めた。大将戦は金沢学院大附属の主将・篠侑磨(3年)が成田力道(3年)を引き落として一矢を報いた。3位に入ったのは北海道栄と埼玉栄。北海道栄は創部3年目で初めての全国大会入賞となった。

 個人戦は、3月の全国高校選抜大会準優勝の篠侑磨(金沢学院大附属高3年)が頂点に立った。下から押して出るうまさを発揮して勝ち上がり、決勝は内田京汰(飛龍高3年)を押し出しで下した。金沢学院大附属高の個人優勝は08年の遠藤聖大(現幕内)、13年の黒川宏次朗に続いて3人目。

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2022年5月23日のニュース