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大会中もリモート授業?大学生サーファー中塩佳那 最後の世界ジュニアへ「楽しみたい」

[ 2022年5月23日 17:42 ]

サーフィンの世界ジュニア選手権へ出発前に取材に応じる中塩佳那
Photo By スポニチ

 サーフィンの世界ジュニア選手権(27日~6月5日、エルサルバドル)で女子18歳以下の部に出場する中塩佳那(18)ら日本代表が23日、成田空港から現地へ向けて出発。3年ぶりの開催となる同大会は最後の出場となる中塩は「個人でも団体でも優勝が目標。(年齢制限で)出場できるのは最後なので、一番は楽しみたい」と意気込みを語った。

 17~19年に16歳以下の部で3年連続出場した世界ジュニアは17、19年の9位が最高。新型コロナの影響で海外での実戦は20年3月以来となり、「海外のトップ選手も出るので、まずは実力を測りたい」と慎重だが、4月初旬の国内プロツアー第1戦を制すなど好調。会場となる中米エルサルバドルの波についても「大きな波は得意。普段より長めのボードを持っていく」と準備万端だ。

 国内トップ選手のほとんどが義務教育を終えた後は通信制の高校を経て競技に専念する一方、仙台出身の中塩は全日制の千葉県立大原高を今年3月に卒業し、4月には早大スポーツ科学部に入学。異例のキャリアをたどる理由については「サーフィン(の競技生活)後のことを考えると、いろんな可能性が広がる」と話す。大学ではコーチングを学んでいく予定で、「(将来は)ジュニアのコーチングをしたい」と目標を口にした。

 早大には「トップアスリート入試」で合格したが、同期には2月の北京五輪スノーボード・ハーフパイプ女子で9位だった小野光希(バートン)もいて、試験を受けていた時期から交流を続けている。五輪期間中はテレビ画面越しで応援。現在は一緒に授業を受ける同期からは、五輪の体験談も聞くといい、「同い年で五輪に出ているので、凄いなと思う。私も出たい気持ちが強くなった」と24年パリ五輪への思いは高まった。

 住まいのある千葉県一宮町から埼玉県所沢市にあるキャンパスまでは週3回、片道3時間を掛けて通う。今回の遠征中もリモート授業や課題提出をこなす予定だといい、「何日の何時に授業があるとか、(15時間の時差を計算して)全て紙に書いてきました」と人一倍の苦労はあるようだが、全ては自分自身のキャリアのため。小野とは一緒にスノボに行く約束をしているという中塩は、「試合も課題も頑張ります」と宣言し、機上の人となった。

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