追手門学院大ラグビー部 初の全国舞台で初出場、初優勝目指す!

[ 2021年12月30日 19:35 ]

追手門学院大ラグビー部
Photo By スポニチ

 初出場、初優勝に向けて気持ちは高ぶっている。

 関西大学ラグビーBリーグで、今季3位となった追手門学院大が、1966年の創部以来初の〝全国舞台〟第72回全国地区対抗大学ラグビー大会に近畿代表として出場する。

 初戦(1月2日・パロマ瑞穂)は4年連続19回目の出場となる鹿児島大。大会を前にフランカーの沖佑樹主将(4年・尾道)は「チームの基本理念 Enjoy(全力を尽くす)を体現し、チームスローガンとして For The Team OTEMON(チームのために考動する)を成し遂げます」と力を込めた。

 この2年間はコロナ禍で、思うように練習はできなかった。だが、それはマイナスとはならずチームには自主性というプラス部分が根付いた。チームに一体感が生まれ、スローガンを体現できるようになった。

 同時にチームのモットーである「良きラガーマンである前に良き学生であれ」、「より魅力的な人間とより魅力的な組織に成長する」に一歩ずつ近づいている。

 監督就任4年目の小寺亮太監督(47)は、近鉄(現花園近鉄ライナーズ)などトップリーグ、社会人リーグの3チームでプレー。バックスのユーティリティープレーヤーとして活躍した。

 「基本プレーの質と完成度にこだわり、アタック面では速いテンポで、立ってアグレッシブにボールを動かす、ダイナミックなアタックを披露したい。〝追手門スタイル〟にこだわりたい」

 2016年のコーチ就任から、チームの実力を着実にアップさせてきた指揮官は全国の舞台を楽しみにしている。

 多くの卒業生、保護者、指導者、強化を支援してくれる大学関係者の思いを背負い、部員68人、スタッフ一丸となって栄冠をつかみ取る。

 【追手門学院大ラグビー部】1966年創部。2016年に関西大学ラグビーBリーグ入れ替え戦に勝ち、Cリーグから昇格。19年から3年連続3位。

続きを表示

この記事のフォト

2021年12月30日のニュース