高木美帆 北京五輪5種目出場あるぞ! 500メートルも3000メートルも圧巻V

[ 2021年12月30日 05:30 ]

スピードスケート 北京五輪日本代表選考会 第1日 ( 2021年12月29日    長野市エムウェーブ )

女子500メートルで優勝した高木美帆(撮影・光山 貴大)
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 女子のエース高木美帆(27=日体大職)が500メートル、3000メートルを制した。W杯第1~4戦の成績で1000、1500メートルの五輪出場は確実。団体追い抜きを含めた5種目出場の権利を得た。500メートルは代表入りが確実な小平奈緒(35=相沢病院)は欠場し、2位の郷亜里砂(34=イヨテツク)も有力だ。3000メートルは佐藤綾乃(25=ANA)が2位で1500メートルに続く五輪切符。男子500メートルは森重航(21=専大)が優勝し、新浜立也(25=高崎健康福祉大職)が2位。村上右磨(29=高堂建設)が3位で最後の枠に滑り込んだ。

 2種目ともに圧勝だった。高木美は午前に実施された500メートルは2位の郷に0秒38差をつけて優勝。約5時間後の3000メートルは自身の国内最高記録を1秒86更新して頂点に立った。500メートルは「出だしの1歩目で少し体が浮いてしまった。一つのミスが命取りになる」と反省。3000メートルは「五輪で上位に食い込むために最低でも国内記録を出したいと思っていた。4分0秒が頭にあったので3分台はうれしい」と納得の表情を浮かべた。

 既に出場を確実にしている1000、1500メートルが本命種目だが、この日の2種目でも代表権を得られる立場となった。3000メートルは出場する方針を固めており、注目は500メートル。「500メートルはもう一段階レベルアップしないとメダル争いは難しい。(出場は)要検討」と説明した。代表が発表される31日までに決断する見通し。主力を担う団体追い抜きを含めた5種目に出場すれば、88年カルガリー五輪で当時の女子全種目(500、1000、1500、3000、5000メートル)を滑った橋本聖子に並ぶ快挙となる。

 今季W杯は1500メートルは出場全3レースで優勝。1000メートルも全3レースで表彰台に立った。北京五輪では連覇の懸かる団体追い抜きはもちろん、3000メートルもメダルを狙える位置にいる。「多くの種目にトライすることが、スピードスケートが一番速くなる道だと思う。トライする理由は純粋に全部速くなりたいから」。18年平昌五輪では金銀銅メダルを獲得した。北京では4年前を超える輝きをつかみにいく。

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