リーチ・マイケル シンプル“東芝らしさ”で新リーグ初代王者狙う「思い切ってプレーする」

[ 2021年12月30日 17:17 ]

オンライン取材に応じたリーチ・マイケル(チーム提供)
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 ラグビー日本代表前主将で、BL東京(旧東芝)のフランカー、リーチ・マイケル(33)が30日、オンライン取材に応じ、来年1月7日にスタートする新リーグ「NTTジャパンラグビーリーグワン2022」への意気込みを語った。

 今月はプレシーズンマッチとして、横浜(旧キヤノン)、東京SG(旧サントリー)、埼玉(旧パナソニック)と対戦し、勝利は東京SG戦のみだが「自分たちのアタック、ディフェンスも少しずつ自信が上がってきた。課題だったスクラムもなんとか組めるようになり、相手にプレッシャーをかけられるようになった」と手応えを口にした。「代表メンバーが帰ってきて、試合も出始めたりして、チームの雰囲気もさらに良くなってきた」という。

 トッド・ブラックアダー・ヘッドコーチ(50)体制3年目として迎えるリーグワンのスタート。目指すラグビーのスタイルは、東芝としての原点だ。リーチが掲げたのは「シンプルにゲームプランをつくって臨んだ方が東芝らしいプレーができる」。伝統的にFW戦に強みがあるチームの特徴を生かし、ボールを持ったら前に行くスタイルで「迷ってプレーするより、思い切ってプレーする方が東芝らしい」と語った。

 BL東京はカンファレンスBに属しており、8日の東京SG戦(味の素スタジアム)が初戦。「チームの目標は優勝すること。個人としては、まず試合に出る。代表にもう一回選ばれるくらいのパフォーマンスを継続して出していきたい」と新リーグ開幕を待ち望んだ。

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2021年12月30日のニュース