初出場の専大玉名は「西の横綱」東福岡に完敗 かつてのチームメート大畑大介氏が竹下監督にエール

[ 2021年12月30日 14:02 ]

全国高校ラグビー2回戦   専大玉名0ー81東福岡 ( 2021年12月30日    花園ラグビー場 )

<東福岡・専大玉名>敗れた専大玉名フィフティーン(撮影・成瀬 徹) 
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 優勝候補の東福岡に気持ちでは負けなかった。初出場の専大玉名は最後まで戦い、一歩でも前に進もうと、仲間と力を合わせた。

 前半で7トライを許したが、後半に入っても闘志は衰えない。全員で自陣を守り抜き、後半は10分間、膠着(こうちゃく)状態を演出した。2009年の創部から指揮を執る竹下監督も最後まで声を枯らした。

 竹下監督は熊本西高時代に花園を経験し、筑波大を経て、神戸製鋼などでプレーした。この日の試合の放送席にはかつてのチームメートで元日本代表の大畑大介氏が姿を見せ「初出場で、東福岡という強いチームを相手に最後まで戦い抜いた。明日につながる試合になったと思う。これからもステップアップに取り組んで、新しい歴史の1ページを力に変えてほしい」とエールを送った。

 花園初出場、若狭東を相手に初勝利。そして東福岡戦。貴重な経験は今後に必ず生かされる。

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2021年12月30日のニュース