【富士山女子駅伝】V4名城大・米田監督「私は一生懸命な選手をただサポートするだけ」

[ 2021年12月30日 13:42 ]

全日本大学女子選抜駅伝競走「富士山女子駅伝」 ( 2021年12月30日    静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場=7区間、43・4キロ )

4連覇となるゴールテープを切る名城大のアンカー・小林成美
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 全日本大学女子選抜駅伝競走「富士山女子駅伝」は30日、静岡県富士宮市・富士山本宮浅間大社前から富士市・富士総合運動公園陸上競技場までの7区間、43・4キロで行われ、名城大が2時間22分24秒で4年連続10回目の優勝を飾った。2位に大東文化大、3位には日体大が入った。

 名城大は1区(4・1キロ)の谷本七星(1年)が区間賞を獲得してトップ発進すると、2区(6・8キロ)の高松智美ムセンビ(4年)が順位をキープ。その後も1度もトップを譲らずに4連覇のゴールに飛び込んだ。7区間中4区間で区間賞を獲得し、最長5区(10・5キロ)の和田有菜主将(4年)は区間3位だったが、区間新記録をマークした。

 レース後、米田勝朗監督は「正直、和田と高松を本学に預かることが決まってから私なりにプレッシャーがあって、この子たちが4年間しっかり走らないと名城大学に行ってもダメだというふうに全国の先生方から言われるので、この二人を中心にしっかり走らせて結果8回全部優勝させることができたので一つ役割を果たせたかなと思います」と言い、「性格的に学生たちが一生懸命にやっていることに対して私はただサポートするだけに役割だと思っているので、学生たちが気持ちよく競技に集中できる環境をつくることだけに徹しています」と選手たちを称えた。

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