兎沢朋美がアジア新V、東京パラへ弾み「もっともっといける」 女子走り幅跳び

[ 2021年4月25日 17:20 ]

パラ陸上 ジャパンパラ大会第2日 ( 2021年4月25日    香川・屋島レクザムフィールド )

女子走り幅跳び(義足T63)に出場した兎沢朋美
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 東京パラリンピック代表最終選考会を兼ねて行われ、女子走り幅跳び(義足T63)では既に同種目で代表に決まっている兎沢朋美(22=富士通)が自身が保持するアジア記録を12センチ上回る4メートル56で制した。

 向かい風が吹く状況でも確かな実力を示した。1回目の跳躍。冬場に強化した助走で勢い良くスタートし、力強く跳んだ。風の影響を受けながらも出した記録に「その中でもベストを更新できたっていうのは、プラスの風であればもっともっといけるんだなって認識もできたので良かった」と自信をのぞかせた。

 東京パラに向けても弾みとなったが、満足はしていない。課題とする空中動作や着地を強化して本番に挑む。「メダルを獲るためには5メートルが基準になってくると思う。そこを目指してやっていきたい」と表情を引き締めた。

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2021年4月25日のニュース