ジャパンパラ 和田伸也、男子800Mアジア新V「1周目から積極的にいった」

[ 2021年4月25日 17:42 ]

パラ陸上 ジャパンパラ大会第2日 ( 2021年4月25日    香川・屋島レクザムフィールド )

レース後、報道陣の取材に応じる和田伸也
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 東京パラリンピック代表最終選考会を兼ねて行われ、既に男子1500メートル(視覚障がいT11)でパラ切符を獲得している和田伸也(43=長瀬産業)は800メートルに出場し、自身が保持していたアジア記録を1秒41更新する2分5秒71で優勝。12年ロンドン・パラリンピック5000メートル銅メダリストが今夏の大舞台へ弾みをつけた。

 スタートから快調に飛ばし、最後までペースを落とさずフィニッシュした。「風が強かったけど、より速い記録を(出そう)と思って1周目から積極的にいった」。前日24日の1500メートルは後半に失速。自身が持つアジア記録から6秒15遅い4分11秒90だった。この日は反省を生かし「(1500メートルの)後半だと思って走った」と本番を見据えたレースで手応えをつかんだ。

 パラリンピック3大会連続出場となる本番開幕まで残り121日。表彰台の頂上を狙っている。和田は「金メダルを目指して頑張っていく」と見据えた。

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2021年4月25日のニュース