孔明 ベスト64で5位急浮上、大会前“コロナ騒動”も…7年ぶりVへ無欲

[ 2021年4月25日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 関西オープン第3日 ( 2021年4月24日    兵庫県 有馬ロイヤルGC=7103ヤード、パー71 )

<関西オープン第3日>7アンダーの64をマーク、通算9アンダーで優勝戦線に殴り込みをかけた小田孔明の9番セカンドショット(撮影・井垣 忠夫)
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 首位に8打差の39位から出たベテラン・小田孔明(42=フリー)がこの日のベストスコア64をマークし、首位に3打差の通算9アンダー、5位に急浮上。賞金王に輝いた14年10月のブリヂストン・オープン以来となるツアー9勝目へ好位置で最終日を迎える。53歳の大ベテラン・谷口徹(フリー)は通算11アンダーの4位。星野陸也(24=フリー)ら3人が通算12アンダーで首位に並んでいる。

 “裏街道”のインから静かに出た小田が出場70人中一番の猛チャージ。出だしの10番で18ヤードのチップインイーグルを決めると18番では13メートルのバーディーパットを沈めるラッキーパンチも飛び出した。首位とは3打差。7年ぶりの復活Vへ笑顔満開かと思いきや小田の表情はさえなかった。

 「もう今週は出られただけでいいです。絶対にダメだと思ってましたから」。開幕2日前の20日午後2時。練習ラウンドを終え、ホテルで風呂に入っていると体調に異変を感じた。体温は38度。この季節に花粉症で喉に炎症を起こすことはあったが、発熱の経験はなかった。その瞬間「コロナ」の文字とたくさんの「申し訳ない」が頭の中を駆け巡った。

 事の次第をすぐに大会主管の日本ゴルフツアー機構に連絡し、病院でPCR検査を受けた。ホテルに戻った頃には35度台まで熱は下がっていたが、翌日午後4時に「陰性」と聞くまでは針のむしろ状態で過ごした。女子の会場からも心配の声が届いたという騒動。「今年は後厄だから」と自分に多くを期待せず、無欲で残る18ホールを戦う。

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