優勝のディーン元気は逆風に嘆き節 助走まで「押された」

[ 2021年4月25日 16:24 ]

陸上・兵庫リレーカーニバル ( 2021年4月25日    神戸市・神戸ユニバー記念競技場 )

<兵庫リレーカーニバル>男子やり投げで優勝したディーン元気(撮影・平嶋 理子)
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 男子やり投げを76メートル86で制したディーン元気(29=ミズノ)だったが、向かい風に苦しんだ。「やりだけならいいが、走る自分が押された」と助走で勢いに乗れなかった。角度が低く、70メートルライン付近で失速する投てきもあり、「やりは追い風ですね」とユーモアを交えて嘆いた。

 3月16日の南アフリカの大会では82メートル15を投げ、幸先いい形でシーズンのスタートを切っていた。帰国後は、神戸市内の自宅で自主待機生活を送った。ミズノから借りた筋トレ機材を車庫に起き、“ガレージ筋トレ”で体が鈍らないようにした。地元兵庫の試合で納得の投てきができなかっただけに、「しっかり次、投げます」と巻き返しを誓った。

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2021年4月25日のニュース