キヤノンが6T快勝で8強入り マフィは古巣NTTコム撃破に貢献

[ 2021年4月25日 13:58 ]

ラグビートップリーグ プレーオフトーナメント2回戦   キヤノン(ホワイト・カンファレンス5位) 43―13 NTTコミュニケーションズ(レッド・カンファレンス4位) ( 2021年4月25日    江戸川陸 )

<NTTコミュニケーションズ・キヤノン>突進するキヤノン・マフィ(中央)(撮影・吉田 剛)
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 開幕3連敗から立て直したキヤノンが6トライを奪う快勝でベスト8入りした。今季途中でNTTコミュニケーションズから移籍したNo・8アマナキ・レレイ・マフィが“古巣”相手に攻守に体を張って勝利に貢献した。準々決勝ではパナソニック―近鉄の勝者と対戦する(5月8日、熊谷)。

 キヤノンは前半5分、自陣からのアタックでFB小倉順平が抜けだし、ロックのコーパス・ファンダイクがポスト下へ先制トライ。NTTコムは9分、17分とSHグレイグ・レイドローが2PGを返して7―6とした。前半23分、キヤノンは敵陣でマフィがジャッカルでボールを奪い、展開してWTBエスピー・マレーが左隅へトライ。さらに41分、CTBジェシー・クリエルが2人をかわす個人技を披露して左隅へトライを決め、19―6で前半を折り返した。

 後半はキヤノンが4分にSO田村優がPGを決めて22―6としたが、NTTコムも11分、スクラムからのアタックで日本代表候補入りしたSO前田土芽が右中間トライラインぎりぎりへトライ(22―13)。しかし、キヤノンは15分、ゴール前ラインアウトを起点にラックを連取し、最後はフランカーのエドワード・カークが右中間へ飛び込んで29―13と突き放した。34分には途中出場のWTBホセア・サウマキの2度の突破からマレーが、38分にもロックのサウマキアマナキが、それぞれ右中間へトライを決めてトドメを刺した。

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2021年4月25日のニュース